A380 FLYING HONU 初便搭乗記 3
[ホヌにいよいよ搭乗]
前回は搭乗前のイベントまでを記事にしました。
今回の初便搭乗記3回目の記事でやっと搭乗となりました。
ちなみに狙っていたわけではないんですが、この記事をアップする2020年5月24日は偶然にもホヌの就航からちょうど1年がたった日です。
搭乗はいつも通りファーストクラス及びダイヤモンドメンバーの方からの搭乗。かなりの人数がおりました。今までに伊丹=羽田便のダイヤモンドメンバーの大名行列を度々見ておりますがそれぐらいの人数(約50名ぐらい)はいたかと思います。
次にプラチナ及びスーパーフライヤーズ、スターアライアンスゴールドメンバーの搭乗となりますがこちらも想定内ですがダイヤ以上におりました。私もその列に並んで搭乗します。
ゲートをぬけるとGSの方々と一緒に平子社長も記念品を搭乗客に手渡しされておりました。
私も平子社長から記念品をいただきました。
記念品を受け取るといよいよPBBへ。A380ならではの3本の分かれ道。
ホヌは2階がファースト、ビジネス、プレミアムエコノミー。1階がエコノミーとなります。2階への通路は1本、1階への通路はM1Lドア(座席番号35~57で案内)、M2Lドア(座席番号58~76で案内)に繋がっている2本となってます。私はエコノミー45GでM2Lドア入ってすぐの席ですが案内通りM1Lから搭乗します。
機内に入ると2階へ続く階段がありました。この階段をのぼるとファーストクラスエリアですので当然今回使えません。
機内では「ハワイ・アロハ」がBGMで流れています。ホノルル線に乗るのが初めてだったので「Another Sky」じゃないことに若干違和感を感じつつもすぐになれます。
機内照明も良い感じです。
1週間前に予約したので座席は当然あまりいいところは空いていなかったのですが、
何回もチェックしているうちになんとかバルクヘッド通路側45Gをゲットできたのでこちらに座ります(どの段階でゲットできたか忘れました)。
優先搭乗で比較的早く乗りましたので全員が搭乗するのを待ちます。
ホノルル線というのもありますが、やはりホヌ初便ということでみなさん楽しそうにワクワクしながら乗ってきます。家族ずれは当然のことながらたくさんいますが、やはり初便ということでハワイに何の用があるねんと思われるような同業者っぽい1人客(自分も含む(笑))も多かったです。
40分前に搭乗開始したものの500名超搭乗するにはやはり時間がかかります。
オンタイムで出発できないんじゃないかと思っておりましたが、定刻20時10分にはおなじみ「セットスライドバー」でドアが閉まりチーフパーサーの挨拶が始まりました。
22名の客室乗務員が乗務していますとのことです。
ちなみに男性のCAさんも乗務されておりました。
さぁいよいよ出発です。ゆっくりとプッシュバックが始まりました。
機外カメラにはお見送りの関係者のみなさんが映っております。
まもなくしてホノルル線限定で新たに作られた安全ビデオが上映されます。
そしてこの巨大な機体が滑走路までやってきました。いよいよ離陸です。
この搭乗までにタイ国際航空でA380は搭乗したことがありましたが、やはりのっそりと重い感じで離陸上昇していきますね。
離陸するとあちらこちらから拍手がわきおこりました。
ベルトサインが消えるとまずは搭乗証明書が配られました。初便ならではですね。
しばらくして機長からのアナウンスがありました。
ただ、せっかくのアナウンスはボリュームが小さくて何を言っているのか聞き取りづらかったので少し残念ではありました。内容的にはたしかA380の紹介等をしていたかと思います。そうこうしているうちに機内食タイムです。やはり乗客が多いこと、CAさんもまだA380のギャレーに慣れていないということ、乗客のリクエストが多いこと、もあってか通常よりかは時間がかかっているように思いました。しかしこればっかりは仕方ありません。そして時刻は日本時間22時ごろbillsとのコラボ機内食が配られます。ホノルル行き往路はフライト時間も短い上、夜間飛行となるのでエコノミーは選択肢がありません。そのほうがやっぱり効率いいですね。
機内食を食べ終わってトイレに行ってからひと眠りすることとします。
後方のカウチシートとか見たい気持ちはありましたが、CAさんの邪魔になってはいけないのでまた次回ホヌの乗るときに(コロナでA380が危うくなっている故そんな機会あるのかわかりませんが)見に行くこととし、今回はいきませんでした。
この時点でもう到着まであと3時間。成田からホノルルは近いですね。時差が全然違うとはいえクアラルンプールに行くのと変わらないなと改めて思いました。
そして1時間もするとほとんどの窓のシェードがおりていなかったので外が明るくなっていました。
機内もさすがにこの頃になると落ち着いていたのでトイレに行くのと目を覚ますついでに前方の方まで歩いてみました。コックピットドアの前に階段があるんですね。
そしてアッパーデッキに繋がる階段を見上げてファーストクラスに乗りたいなと思いながら自席に戻りました。
どのタイミングで配られたか忘れましたがマフィンとポップコーンが配られて食べたらもうあとフライト時間は1時間を切っておりました。
この後、ベルトサインが点灯し着陸態勢にあわただしく入っていきます。
自席の機外カメラにはすでに滑走路が見えてきていますがCAさんはチェック等がありなかなか着席できません。一人で少しひやひやしていましたが、業務連絡でCAは着席するようにとのアナウンスもあり、その後無事に着陸致しました。
着陸してすぐに離陸時と同様拍手がわきおこりました。
そしてチーフパーサーからいつも通り到着のアナウンス後、ハワイのレインボーに関する紹介、そして降機時には天井の照明がレインボーになるとのこと。
ハワイでは6色だそうです。
ゲートに近づくと機外カメラから放水アーチが見えてきました。
自分が乗った飛行機が放水アーチで出迎えられるのは初めての経験です。
ほぼ定刻通りにC4ゲートに到着しました。
アッパーデッキから先に降機となるためメインデッキ(エコノミー)からの降機は少し後になります。私は3時間後の折り返しに乗るため少しでも早く降りれるようM2Lドアすぐ近くのバルクヘッドに席を取っていたためメインデッキからの降機が開始されるとすぐに降機することができました。
3時間での折り返しのため入国審査の混雑と審査官に何か突っ込まれるのではと少し心配ではありましたが、エコノミーでトップを切って降機できたこともあってか混雑もありませんでした。審査官からは何しに来たか質問されてトランジットと答えるとあっけなく入国できました。
実は私ハワイ初上陸なんです。
外の空気だけすってまた出国しようと思います。
復路のボーディングパスは成田で発見してもらっているのでそのまま出国審査場に向かいます。
次回はオープンしたANAラウンジと復路初便の搭乗記です。